<シマノ NEW ファイアブラッド オナガ>
今回はこの春にリニューアルしたファイアブラッドオナガについて、私の感じたことをお話しさせて頂きたいと思います。
2020年のフィッシングショーでお披露目となり、最近では実際に磯でお会いした方が使用しているの多くお見掛けしております。
私も使用しているのですが、
正直このご時世、竿ってすごく性能が良くて、これ以上進化するとこあるの??って思うこともしばしば。けど、明らかに進化しています!
ファイアブラッドと言えば号数ごとに名前があって1本1本に愛着が湧きますよね!
ちなみに今回は新たに1.5号が加わり、
・1.5号530 セントハウンド
・1.7号500、530 ゲイルバード
・2号500、530 グランドブレーカー
・2.2号500、530 ワイルドゲーム
というラインナップとなっております。
デザインも一新し、これまでの闘志溢れる雰囲気に強さがプラスされたように私は感じています。
竿を手にして一番に思ったのは「握りやすい!!」
前作よりも握りが少し細くなっていて、グッと握れてとても扱いやすいです。
(手の大きさや好みもあるかな)
杓も同じだとは思いますが、握りが太ければ力は入れやすいですし、細めだと思いのままに扱え軽く持てます、今回のこの尾長竿でのリールシートは私的には最高です!
そしてとっても大事な竿の調子ですが、
粘りがあって魚を掛けた感触がすごく気持ちがいい!
私は四国西南部がメインフィールドで60センチの尾長グレを視野に使うことがほとんどなので、グランドブレーカーを多用しているのですが、
今まで強い竿は力負けして疲れるばかりであまり好きではありませんでした。
「大きな尾長を捕るために強い竿を使う」
⇩
「竿の反発に力が負けて限界!」
⇩
「のされてバラス」
これがいつものパターンで、少し柔らかい竿を選びがちでした。
しかし、今回の2号はそんな私のイメージを完全に払拭しましたね♪
粘っこく曲がってしっかりと魚を浮かせてくれる!
尾長という相手が強烈な引きをしてくれるだけに、竿の特性がめちゃくちゃハッキリでます。
竿全体で引きを吸収している感じ、非力な私でもしっかりためれることに驚きました。(これ結構すごいこと)
そしてもちろんパワーは十分、しっかり浮かせてくれるんです!
「ヌター」っと、魚が怒ってないのがよくわかります。
そしてそして、今回のリニューアルで個人的に非常にありがたかった点があります。
それは、竿尻が少し短くなったこと!
尾長って、マッハで走って態勢を整える間もなく切られるってことよくありますよね。
最初の構えがとっても大事なのに、竿尻をお腹へもっていこうとすると、身体に引っ掛かってどうしようも出来ない~ってことが多々ありました。
竿尻が短くなったことによって、瞬時に戦闘態勢に入れるようになりました。
今回の新しいファイアブラッドオナガを使い始めて、確実に魚を捕る確率は上がりました。たとえ外道だろうが、まずは捕ることが大事といつも教えられています。
竿の性能に助けられる部分と、お師匠から学んでいるやり取り論とで、
これからもどんどん尾長グレを捕りにいきたいですね!
それにしても、いつまでも進化していく磯釣りの世界、
今度はどんな感動を与えてくれるのか。
どんな時代がやってくるのか。
楽しみですね!